大学デビュー戦で1試合3発&3戦5発の離れ業 怪物1年生に米注目「名前を覚えておけ」
ノースカロライナ州立大の1年生・ホワイトが3試合で打率.643、5本塁打12打点と大暴れ
米大学野球で入学した直後の1年生が1試合3本塁打の衝撃デビューを飾り注目を集めている。すでにカレッジリーグで3試合に出場し本塁打を連発する大砲に米メディアも「これはもう呆れるほど」「本物の1年生」と驚きの声を上げている。
将来メジャーリーグを沸かせる逸材がその実力をいきなり発揮した。ノースカロライナ州立大の1年生スラッガーとして期待されているトミー・ホワイト内野手だ。高校時代に全米代表に選出され、全米最大のショーケース「パーフェクト・ゲーム」ではホームランダービーで特大弾を放つなど、進学前から注目されていた一塁手。
身長183センチ、体重110キロの大型野手は18~20日(日本時間19~21日)に行われたエバンスビル大との3連戦で14打数9安打の打率.642、5本塁打12打点、長打率1.714をマーク。
圧巻だったのは大学デビュー戦となった18日(同19日)の同戦。バックスクリーンに2発、バックスクリーン左へ1発を含む6打数5安打3本塁打の離れ業。その後も本塁打を連発し、3戦5発と自慢の打撃で全米に衝撃を与えた。
カレッジスポーツをカバーするメディア「247スポーツ」のインタビューに応じたホワイトは「これは予想していませんでした。ただ楽しんで大学野球の世界に足を踏み入れようと思っていた。素晴らしいデビューになりました」と語っている。
規格外の1年生の登場に米大学野球をカバーするメディア「D1ベースボール」のケンダル・ロジャーズ編集長も自身のツイッターで「これはもう呆れるほどだ」と驚愕すると、米スポーツブックメーカー「ポインツベット・スポーツブック」の公式ツイッターも「トミー・ホワイトという名前を覚えておけ」と大注目していた。