セーブ王が大砲候補に? 元ヤクルト助っ人、異例の“再転向”に韓国メディアが注目
チームメートのチュ・シンスからの励ましも力に
今回の「OSEN」の報道によると、SSGの監督はハ・ジェフンの打撃について「打球速度は外国人打者にも引けを取らない」と高く評価している。野手としての空白期間があるため、感覚をいつ掴めるのかが成功のカギだと考える一方、打席での競争力は十分にあると見ている。
ハ・ジェフンは「まだ始まっただけで、誰とも競争をしていない。スタート段階だ」とし「以前に打者だった時の映像も見ている。これからたくさん感じて、覚えて、経験しながら上手くなりたい」と抱負を語っている。
チームメートにはメジャーリーグで1652試合、1671安打、218本塁打を記録しているチュ・シンス(元レンジャーズ)がおり、アドバイスも求めている。「生まれつきの才能があるから、アメリカと日本という舞台を経験できたのではないのか? 自分を信じてやってほしい」というメッセージをもらい、励みにしているという。
現在、自身が最も大きな課題だと捉えているのは守備だという。ハ・ジェフンは「守備や走塁がうまいと言われたい」とし、「夜間練習でも汗を流している。瞬発力とスピード、可動性などに重点を置いて練習している」と現状を語っている。
記事は「長打力を見せていたハ・ジェフンが、投手転向後は剛速球を武器にセーブ王となった。もう一度バットを握ることになり、大きな関心を集めている」としている。異例の再転向は、どんな結果を招くだろうか。
(Full-Count編集部)