西武ドラ1左腕のフォームが「雄星を彷彿」 腰引ける“横滑りスライダー”は「強烈」
26日ロッテとの練習試合に対外試合初登板し3回4安打1失点、4奪三振の力投
西武のドラフト1位ルーキー・隅田知一郎投手が開幕ローテ入りに向け上々のスタートを切った。26日・ロッテとの練習試合(高知)に対外試合初登板し3回4安打1失点、4奪三振の力投。右打者の内角をえぐるクロスファイヤーに切れ味鋭いスライダーを披露しファンも「菊池雄星を彷彿させる」と大きな期待を寄せている。
昨年のドラフトで4球団が競合した左腕がその片鱗を見せつけた。初回は先頭の池田から空振り三振を奪うなど2奪三振。2回は1死二、三塁のピンチを背負うも茶谷を三直、平沢をスライダーで見逃し三振に仕留め無失点。3回は1死一、二塁から山口に左中間へ適時二塁打を浴びたが、最少失点で切り抜け予定されていた3イニングを投げ抜いた。
球団では2011年の牧田以来となる開幕ローテ入りに期待される左腕を「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは「【変化球キレ】隅田知一郎『3回1失点 4奪三振』」とのタイトルで動画を公開した。
得点圏に走者を背負っても落ち着いた投球を見せるドラ1左腕にファンも「腰が引けるほどの強烈なスライダー」「驚くぐらい期待通りにきてる」「期待の塊」と大絶賛。昨季は42年ぶりの最下位に終わった西武に心強い新戦力が加わった。