半世紀以上前の紙切れが5550万円 J・ロビンソンのチケットが米オークションで高騰
ジャッキー・ロビンソンの1947年デビュー戦チケットが史上最高額5550万円で落札された
近代メジャーリーグで初めてアフリカ系米国人としてプレーしたジャッキー・ロビンソンのデビュー戦チケットの半券が48万ドル(約5550万円)で落札されたと米スポーツ局ESPNが伝えた。収集目的のスポーツチケットでは史上最高額だという。
史上最高額の値をつけたのは1947年4月15日のドジャース-ブレーブス戦のチケット。米メディア「アクション・ネットワーク」のダレン・ロベル氏によると、同じ試合のチケットは昨年4万800ドル(約555万円)で落札されていた。実に10倍以上の値がついた事になる。
これまでの最高額はマイケル・ジョーダンの1984年デビュー戦チケットの半券で、26万4000ドル(約3050万円)。この日は同じ試合のチケットが46万8000ドル(約5410万円)で落札された。ヘリテージ・オークションズのスポーツオークション部門長であるクリス・アイビー氏はESPNの取材に対し、「チケットは、かつてヴィンテージ写真でもあったような人気の波に乗っています。(特にこの)人種の壁を打ち壊したジャッキー・ロビンソンのチケットの半券は」と高騰ぶりを証言している。