「対応力は海外で身についた」 3年ぶりNPB復帰のオリ中村勝がメキシコで得た経験値
「僕が現役でやっていた時よりフレッシュさ、そんな中にもベテランが支えて活躍」
――NPBに戻る一つの目標が叶った
「2年前からしたら、全く目標になかった。自分がやっていく中で感覚が良くなって。去年メキシコでだいぶ良くなって、これだったら勝負できるかもと目標に変わっていった。もう一回、戻ることは大変なことだが、このチャンスを無駄にせず。チーム、ここまで支えてくれた方に恩返したい」
――海外の経験で得たもの
「NPBの組織として、海外(メキシコ)に出てみて恵まれていると感じた。海外でイレギュラーなことがたくさん多かったので。対応力というか、いい意味でこだわっているものがどんどん削ぎ落されて。しっかり譲らないところは譲ってはいけないが、変なところは良くなっている。そういった対応力は海外で身についたんじゃないかなと思う」
――オリックスの印象は?
「僕が現役でやっていた時よりフレッシュさ、そんな中にもベテランが支えて活躍されている。すごく、外からみてもバランスがいいなと思っていた。皆、明るい感じ。僕からがつがつ話しかけられないが、徐々に打ち解けられたらいいなと」
――若い選手が多いチーム
「結局、入ったら年齢だったりあるが、野球になれば競争になる。僕も年齢が年齢ですが、いい見本になれるように。自分のことはしっかりやっていきたい」
(Full-Count編集部)