日ハム万波が圧巻の3試合連続弾、OP戦4発で単独トップに　新庄監督も大喜び

2点のリードの5回、ロッテ美馬から左翼席に運んだ

■日本ハム ー ロッテ（オープン戦・9日・鎌ケ谷）

　日本ハム・万波中正外野手が9日、ロッテとのオープン戦（鎌ケ谷）で3試合連続となる4号3ランを放った。オープン戦4発は12球団単独トップ。ここまで4勝1敗2分けと好調の日本ハムは1点ビハインドの4回に近藤健介外野手が2ランを放って逆転。5回に宮田輝星外野手のスリーバントスクイズと万波の3ランで加点し、5回を終えて6-1とリードを奪っている。

　万波が再びアーチを架けた。2点リードの5回1死二、三塁の場面でロッテ先発・美馬の変化球にやや泳がされながらも左翼席に運んだ。6日の巨人戦（札幌ドーム）でバックスリーン、8日のロッテ戦（鎌ケ谷）で起死回生の代打同点3ランを放ち、「2番・右翼」で先発出場したこの日も躍動。3回に自らの失策で先制の1点を献上したが、それを取り返す圧巻の一発に三塁ベンチの指揮官も大喜びだ。

　これでオープン戦の本塁打は4本。並んでいた巨人・岡本和真を超えて単独トップに立った。打率も.421（19打数8安打）。4年目の大器はレギュラー奪取へ着実に歩を進めている。

（Full-Count編集部）