二刀流・大谷翔平に変わらぬ起用方針 マドン監督「昨年の活躍をリピートして」
キャンプ集合日に大谷の起用方針に言及「多くの変化を見込んでいるわけではない」
エンゼルスのジョー・マドン監督はキャンプ前の集合日となった13日(日本時間14日)、報道陣の取材に対応した。二刀流・大谷翔平投手の起用方針について「話をしないといけないが、私としては多くの変化を見込んでいるわけではない」と変わらぬ起用方針を口にした。
4年目の昨季は開幕から投打でフル回転。2020年まで登板前後に設けられていた休養日を撤廃し、9勝&46本塁打と大幅な成績アップにつなげた。新労使協定で両リーグでDH制が採用されることが決定。打席数の増加が予想され、マドン監督は「両リーグDH制となったわけだが、(大谷が)登板するときに打席に立っても(ルール的に)大丈夫なのかどうか、我々は(MLBに)確認していく必要がある。彼には打ってもらう必要がある。昨年のような活躍をリピートしてもらいたい」と期待を込めた。
エンゼルスは2桁勝利3度のノア・シンダーガード投手を補強したが、右肘のトミー・ジョン手術から復帰したばかり。他に実績のある先発投手は少なく、大谷は最有力候補に挙がる。4月7日(同8日)のアストロズとの開幕戦でリアル二刀流の期待も高まっている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)