19年本塁打王が自動車事故で九死に一生 車は3回転で大破も無傷の奇跡
メッツのアロンソ「残酷な自動車事故。死にとても近い経験だった」
メッツのピート・アロンソ内野手が13日(日本時間14日)、スプリングトレーニング施設への移動中に自動車事故に巻き込まれた。MLB公式サイトは、2019年に本塁打王&新人王、2019、21年の球宴ホームランダービーを連覇しているスター選手の無事を伝えている。
記事によるとアロンソを含めた全員が無傷で、本人が状況を伝えている。フロリダ州タンパの交差点で赤信号を無視した車がアロンソの車の側面に衝突。アロンソの車は3回転し、横向きの状態になったが、運転席で逆さになったアロンソはフロントガラスを蹴破って脱出したという。事故後には「残酷な自動車事故。死にとても近い経験だった」と振り返っている。
また、別の車で後方を走っていた妻が警察などに連絡し、自身のインスタグラムに事故後の映像を公開している。赤信号を無視して突っ込んできた車は「かなりのスピードでピートの車にぶつかった」とし、「夫が目の前で死んだと思いました。あの感情は2度と忘れません」と投稿。アロンソは腕にかすり傷を負っただけだったと報告している。