大谷翔平は「人の話をよく聞く」 地元を代表するキャスターが“人格”を称賛
ロサンゼルスのテレビ局KCBS-TVのキャスターは元NFLドラ1
ロサンゼルスを代表するスポーツキャスターとして活動するジム・ヒル氏が15日(日本時間16日)に「Full-Count」のインタビューに応じ、エンゼルスの大谷翔平投手について「一番好きなのは、彼が人の話をよく聞くということ」とその人格について絶賛した。ヒル氏には、NFLからドラフト1巡目指名を受けたトップアスリートという顔もある。
地元局KCBS-TVで活躍するヒル氏は16日にエンゼルスのキャンプ地、米アリゾナ州テンピで行われた大谷の会見に参加、その上で「ショウヘイはマウンドの上だけでなく、マウンド外で多くのカメラを前にしたときも素晴らしい、彼は自分に(果たすべき)責任があることを知っている」と、会見での受け答えに賛辞を贈った。
「彼は、自分が好きなこと、嫌いなことをきちんと説明できる。私が一番好きなのは、彼が人の話をよく聞くということだ。10人がそれぞれ違う質問をしても、彼は質問者の目を見てしっかり答える。それは、彼が素晴らしいトレーニングを積み、常に集中し、自分のことを信じている表れだろう。彼はもっと良くなるよ。それは、多くの人にとって恐ろしいことだ」
昨季打者として46本塁打、投手として9勝をマークした大谷にとって、今季は二刀流としてさらに高みを目指すシーズンとなる。ヒル氏は取材者として、そしてアスリートとして、大谷がさらに成績を伸ばしていくのを信じて疑わない様子だ。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)