「これはパない」投げたバットで内野安打 鷹ドラ4の“執念打法”が「究極の曲芸打ち」
バットを投げ出してボールに食らいつき、内野安打に
■ソフトバンク 3ー3 阪神(オープン戦・15日・PayPayドーム)
ソフトバンクのドラフト4位ルーキー野村勇内野手(NTT西日本)が15日、本拠地PayPayドームで行われた阪神とのオープン戦に「2番・遊撃」で先発出場。5回の打席で技ありの“バット投げ出し安打”を放ち、「これはパない」と話題を呼んでいる。
3点リードの5回1死一塁で打席に入った野村勇はカウント1-2から、阪神・西勇が投じた外角低めの変化球に手を出した。見逃せば完全にボールだが、一走・三森はスタートを切っており、野村勇は投げ出すようにバットを出してコンタクト。ボテボテの打球は二塁・糸原の前に転がり、俊足を生かして内野安打とした。
「パーソル パ・リーグTV」は公式YouTubeチャンネルに「【魔打撃】野村勇『バット投げ出す 内野安打』」とのタイトルで動画を投稿。ファンから「うんま!」「足速い!!」「魔法使い」「究極の曲芸打ち」「これは良く当てたよ」と驚きの声があがった。昨年ドラフト4位で入団した25歳は、オープン戦5試合出場で打率.400(10打数4安打)1本塁打と奮闘中。俊足を武器に開幕1軍切符を掴めるか。