異例のLA和食屋交渉、愛理夫人 鈴木誠也の代理人が語る123日ロング交渉の真実
交渉場所は異例の和食屋「セイヤはいつも望んでいた」
14日(同15日)に行われたカブスとの交渉は、ロサンゼルス市内の和食屋で行われた。異例の交渉場所は鈴木誠也と相談したうえで決まったことだという。ウルフ氏は交渉の舞台裏も包み隠さずに語った。
「月曜日に我々はディナーの予約を取り、カブスと面談を行った。セイヤのことをより知ってもらうために、オフィスで話すよりもカジュアルな状況で行った方がいいと我々も判断した」
「そのような環境で話をし、セイヤのよりパーソナルな一面を彼らに見せることができたと思う。カブスとは本当にいい話し合いができた。(カブス監督の)デビッド・ロスは面談で素晴らしかった。セイヤはすぐに彼との繋がりを感じたことだろう。ジェド(ホイヤー編成本部長)も素晴らしかった」
昨年11月のポスティング申請から123日後。この日の記者会見で、鈴木は「素晴らしいチームですし、たくさん評価をしていただいて、その熱意に心がやられて。それが一番の決め手でした」と決断の理由を語った。移籍交渉が凍結した空白の期間については「自分のやれることをしっかりやって。僕自身はここに来る意思は強かったので、とにかく万全な状態で準備をしようと待ってました」。異例の交渉を力に前へ前へと進んでいく。