プロ21年目も衰えぬ西武・栗山巧 辻監督が称える38歳の選球眼「ひと味違う」

「今までと変わらず気持ちを入れていけるかどうかを見てほしい」

 昨年9月、生え抜きでは球団初の通算2000安打を達成した。普通なら、安堵感で今季の目標を見失ってもおかしくない。昨季オフには「数字を上げたい。今までと変わらず、それ以上に気持ちを入れていけるかどうか、そこをファンの皆さんに見ていただきたい」と思いを新たにしていた。

 この日は「今年は数字的な目標をあまり立てないかもしれないです。その日その日、いいものを出せるように、どこを任されても、期待され信頼されるプレーを1日1日積み重ねていきたい」と話した。チームに必要とされているという実感が、ベテランのモチベーションを支えていくのかもしれない。「頼りになりますよ。だから大事にね、大事に使わないと」と辻監督の言葉には実感がこもっている。

 昨季は指名打者で59試合、左翼手として51試合にスタメン出場。規定打席をクリアし打率.251、4本塁打43打点だった。オープン戦では鈴木、愛斗が成長のあとを見せ、呉らを含めてポジション争いが激しさを増しそう。あとは、若手が栗山、中村を脅かすくらいの勢いを示すことができれば、山賊打線復活が見えてくるはずだ。

【実際の映像】「男は黙って確信アーチ」西武38歳・栗山巧の衰え知らずの豪快弾

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