MLB初の電子機器によるサイン伝達 試した選手にも好評「ペース上がる」「ぜひ使いたい」
メジャーで初めて電子機器によるサイン伝達が行われた
メジャーリーグで初めて電子機器「ピッチコム」によるサイン伝達が行われた。レイズのマイク・ズニーノ捕手が左腕に機器を装着。ボタンを押して帽子の中にレシーバーを付けた投手と二塁手に伝えた。MLB公式サイトが伝えている。
サイン盗みはもちろん時間短縮が狙いだ。これまでマイナー1Aで試験的に導入されたが、メジャーではこの日が初めてだった。ズニーノは「非常に興味をそそられた。これで(MLBでの採用に)拍車がかかってくればいいね。これを使えば試合のペースはかなり上がると思う」と好印象を語った。サインを受けた投手のサンダースも「Siriやアレクサに、投げる球を伝えられている感じ」と感想を語り、「使い方は非常に簡単だった。誤作動などもなかったから、試合で是非使いたい」と話した。
MLB公式サイトのブレーブス番マーク・バウマン氏は電子機器を紹介。ファンからは「粋なテクノロジー」「興味深い。メジャーで採用してほしい」「試合のペースを上げるのに一番有効。使うべき」と賛成の声が相次いだ。