大谷翔平の“新魔球”にファンも注目 スプリットでもない沈む球は「一体なんだ」
3回無死でガルシアから落ちる球で3球三振を奪った
■ロイヤルズ 8ー5 エンゼルス(オープン戦・日本時間22日・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたロイヤルズとのオープン戦で今季初登板。2回1/3で5奪三振3安打1失点と好投した。最速99マイル(約159.3キロ)。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は3回に奪った3球三振について「いじめ」と注目した。
3回無死。メジャーデビュー前の9番マイケル・ガルシアへの投球だった。初球、内角高めのフォーシームが懐をえぐると、2球目スライダーで見逃し。あっさり追い込んで最後は低めに沈むボールで空振り三振を奪った。まだ22歳へ容赦ない投球だった。
フリードマン氏の投稿に多くのファンも反応。「こんな早い時期からこんなに素晴らしいなんてダメだよ。これは違法だ」「ノーチャンス」「2球目の横滑りの変化……フー」「スポーツ界最高のアスリートが戻ってきた」「オオタニがまたクールなことをしているよ」「これは……芸術作品だ」「公平じゃない」「ベーブ・ルースよりすごい」などと多くのコメント。
この日の登板後、大谷はスプリットを投げていないと明かした。この決め球についてファンも「最後の球がスプリットじゃないならあれは一体なんだ」と注目していた。