大学生が投じた167.4キロに米衝撃 現役メジャーリーガーも驚愕、相手チームに同情

テネシー大のベン・ジョイス【写真:Getty Images】
テネシー大のベン・ジョイス【写真:Getty Images】

テネシー大学のベン・ジョイス投手が104マイルの剛球を投じる

 米国に最速167キロを誇る大学生右腕がいる。テネシー大学のベン・ジョイス投手。昨季のメジャー最速だった103.4マイル(約166.4キロ)を超えるボールを投じる“逸材”で、にわかに注目を集めている。20日(日本時間21日)にはサウスカロライナ大戦で10点リードの9回に登板。最速104マイル(約167.4キロ)の剛球を投じて、試合を締めた。

 100マイル超を連発したこの日の投球を、ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターに投稿。「102マイル、103マイル、104マイルの直球。91マイルのチェンジアップ。102マイルの直球(三振)」と紹介すると、現役メジャーリーガーもこのジョイスの投球に反応を示した。

 2013年にMVPにも輝いているブルワーズのアンドリュー・マカッチェン外野手は「もし自分が19歳の時に103マイルの球を目の当りにしたら、違うスポーツにチャンスを賭けていたよ(笑)」と驚愕。カブスのマーカス・ストローマン投手は「10-0で負けていて9回に102~105マイル(約164キロ~169キロ)の球と対峙しなければならない場面を想像してごらんよ」と相手チームに同情していた。

【実際の映像】メジャーリーガーも驚愕させた ベン・ジョイスが167キロを投じた試合の映像

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