大垣日大・阪口監督が史上初の3元号&最高齢勝利 77歳の名将が甲子園通算39勝

史上初の3元号勝利を達成した大垣日大・阪口慶三監督【写真:共同通信社】
史上初の3元号勝利を達成した大垣日大・阪口慶三監督【写真:共同通信社】

阪口監督は令和で初采配、春夏通算39勝目をマーク

 第94回選抜高校野球大会は22日、阪神甲子園球場で行われ、大会4日目・第3試合は大垣日大が6-1で只見(21世紀枠)を下した。阪口慶三監督は通算39勝目で、史上初の昭和、平成、令和の3元号勝利監督を達成。さらに、77歳での勝利は選抜史上、最高齢勝利監督となった。

 大垣日大は2回に2死二塁から7番・高橋慎(2年)の右前適時打、さらに一、二塁として9番・袴田好彦(2年)の右前タイムリーで2点を先制。5回には3番・米津煌太(2年)の適時二塁打、7回には4番・西脇昂暉(3年)の中犠飛でリードを広げた。

 阪口監督は1967年に母校の東邦(愛知)の監督に就任。1989年の選抜で優勝を果たすなど、春夏を通じ昭和で12回、平成で20回の甲子園出場。そして今回が令和での初出場。出場32回で通算成績は39勝31敗、優勝1回、準優勝3回。

 大垣日大は昨秋の東海大会ベスト4で同地区では静岡・日大三島と共に出場。出場校が発表された1月には東海大会準優勝の聖隷クリストファーが落選し物議も醸していた。

(Full-Count編集部)

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