花巻東が初戦敗退、佐々木麟太郎は4打数無安打1死球で“大谷超え”お預け

初回無死一、二塁の好機は空振り三振

　第94回選抜高校野球大会が23日、阪神甲子園球場で行われ、大会5日目・第1試合で花巻東高は市和歌山高に4-5で敗れた。聖地初見参となった佐々木麟太郎内野手（2年）は4打数無安打1死球に終わり、“大谷超え”はお預けとなった。

「3番・一塁」で先発した怪物スラッガーだったが、プロ注目右腕・米田天翼投手（3年）の前に苦しんだ。初回無死一、二塁といきなり好機で迎えた第1打席は空振り三振。第2打席もバットは空を切った。5回の第3打席は三飛、8回の第4打席は一ゴロ。3-5と2点差に迫りなおも2死一塁の第5打席は死球で出塁した。

　ここまで高校通算56本のアーチを架けている佐々木。同校OBの大谷翔平投手（エンゼルス）の56本に並んでいたが、甲子園での“先輩超え”とはならなかった。

（Full-Count編集部）