DeNA新外国人クリスキー、守護神奪取へ新球習得中も珍回答「内緒でお願いします」
育成の19歳・マルセリーノとともに入団会見
DeNAの新外国人ブルックス・クリスキー投手が23日、横浜スタジアム内で入団記者会見を行った。奪三振能力が高く守護神候補と期待される右腕は、「1年間を通して活躍したい。監督、コーチ、チームメートから信頼される投手になりたい」と語った。
28歳のクリスキーは身長191センチの長身から投げ下ろす最速158キロの直球とスプリットが武器。主に2球種だけで勝負してきたが、今回の来日にあたって新球を習得してきたという。「3つの球種になって投球の引き出しが増える。(詳しい球種などは)現段階では内緒でお願いします」と自信をのぞかせた。
ヤンキース時代の2020年にメジャーデビュー。昨季のエンゼルス戦では大谷翔平投手に目を奪われた。「世界一の野球選手。きれいに本塁打を打っているのが印象的で、なぜアウトを取れたかも分からなかった」と語った。
育成の19歳、ハンセル・マルセリーノ投手も入団会見を行った。「不安は特にありません。状態はいいです。できれば先発に挑戦したい。持ち味はスライダーとチェンジアップ。アピールしていきたい」と語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)