異次元の落差が「ほんとキモい」 物理の法則無視の超絶魔球は「非現実的」
デビン・ウィリアムズのチェンジアップは「エアベンダー」と称される
■Wソックス 4ー3 ブルワーズ(オープン戦・日本時間23日・フェニックス)
ブルワーズのデビン・ウィリアムズ投手はチェンジアップの使い手として知られる。高速で急激に曲がり落ちる軌道から、“空気をねじ曲げる”という意味の「エアベンダー」と称される。右腕は22日(日本時間23日)のホワイトソックスとのオープン戦でもこの“宝刀”を披露。「非現実的」「芸術」などの声があがった。
ウィリアムズは3回に2番手で登板。2安打を許して1点を失ったものの、2三振を奪った。昨季は58試合に救援登板して87奪三振。「エアベンダー」を武器に、驚異の奪三振率14.50を記録した。しかし、地区制覇を遂げた後の祝勝会で酒に酔って利き手の右手で壁を殴り骨折。プレーオフを欠場する失態を犯したが、この日の登板で復調ぶりを示した。
「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターに「デビン・ウィリアムズの打てないエアベンダー」と記してこの日の投球映像を投稿。ファンは「アメージング」「テーブルから落ちる球を見てごらん」「エグいだけじゃ済まない」「芸術」「どうやって打つんだ」「最もえぐいチェンジアップ」「ほんとにキモいな」「これは非現実的」といったコメントを寄せた。