大阪桐蔭が選抜4年ぶり初戦突破 先発の背番号「10」川原嗣貴が9回1失点好投

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

2度目の春夏連覇を達成した2018年以来の勝利

 第94回選抜高校野球大会は24日、阪神甲子園球場で6日目が行われ、第1試合で大阪桐蔭が鳴門(徳島)を3-1で下した。大阪桐蔭の選抜での白星は、2度目の春夏連覇を達成した2018年以来4年ぶりとなった。

 好投手の鳴門・冨田遼弥投手(3年)に苦しめられたが、ここぞのチャンスは逃さなかった。3回2死一塁で2番の谷口勇人外野手(3年)が冨田の得意のスライダーを中前へ運び先制。なおも一、二塁として、4番・海老根優大外野手(3年)が右中間へ適時二塁打を放って1点を追加した。8回にはスクイズでダメ押しした。

 5人を擁する投手陣は、背番号10の右腕・川原嗣貴投手(3年)が先発。6回まで「0」を並べたが、7回2死一、二塁で投手の冨田に中前適時打を浴び、1点差に詰め寄られた。それでも最後までマウンドに立ち、リードを守り切った。

(Full-Count編集部)

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