日本ハム・宮西尚生にかかる「史上初」の期待 パで今季達成が予想される投手記録

楽天の三本柱に加え、2人の大ベテランにも大台到達のチャンスが

 先発投手の中では、楽天を支える3人の主力投手が、揃って節目の記録に近づいている。岸孝之投手は150勝、2000奪三振が見えてきた。昨季の数字を考えれば、今季中に達成される可能性は決して低くないだろう。また、則本昂大投手の100勝と1500投球回はいずれも達成まで残りわずかで、シーズン前半での到達も現実的と言えそうだ。

 田中将大投手は奇しくも則本と同じシーズンにNPB通算1500投球回を達成する可能性が高いが、1500奪三振に関しては昨季以上の数字が求められる。とはいえ、本来の奪三振力を考えれば十二分に達成は可能なだけに、復帰2年目での本領発揮に期待したいところだ。

 また、41歳の和田毅投手(ソフトバンク)が150勝まで残り7、39歳の内海哲也投手(西武)が2000投球回まで残り5と、大ベテラン2人も節目の記録まであとわずか。今季も一軍で出場機会を確保し、記録の面でもまた一つ、球界に大きな足跡を残してほしいところだ。

【表】史上初も可能性あり? パ・リーグの投手が達成可能な記録と昨季の実績

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