西武・中村剛也に迫る前人未到の「2000」とは? パ打者が今季達成しそうな記録

ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・松田宣浩【写真:藤浦一都】

鷹の元気印・松田は通算1000打点まであと16

 松田宣浩内野手(ソフトバンク)も1000打点まで残り16と、通算2000安打よりも達成者の少ない快挙を達成しそうだ。加えて、通算1500三振までも残り5。豪快なバッティングでパ・リーグを沸かせてきた松田らしい記録も間近にしている。通算350二塁打には前年と同じペースでは届かないが、残る数字は栗山同様の19本と、こちらも十分に達成可能だ。

 また通算2000試合出場に関しては、中村と同様にほぼフルシーズンでの出場が必要となる。松田は2014年から2020年にかけて815試合連続出場という記録を残したが、ここ2年間は不振もあってやや出場機会を減らしていた。あと189本となった通算2000安打への足がかりを作る意味でも、非常に重要なシーズンとなってきそうだ。

 浅村栄斗内野手(楽天)は昨季こそ不振に苦しんだものの、本塁打王1回、打点王2回という実績を持つだけに、250本塁打、1000打点共に、達成は十分可能な水準と考えられる。300二塁打も昨季と同じペースで到達できるだけに、こちらも記録ラッシュのシーズンとなる可能性はあるはずだ。

 また、ブランドン・レアード内野手(ロッテ)と山川穂高内野手(西武)も、200本塁打を射程圏内に捉えている。来日8年目での“寿司200貫”達成が目前のレアードだけでなく、山川も不振に苦しんだ過去2年間を含め、直近5シーズン連続で23本塁打以上を記録。実績を考えれば、両者ともに今季中に到達する可能性は高いといえよう。

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