新庄剛志監督の“ド派手始球式”にMLB公式も注目 「ビッグボスの時代が始まる」
メジャーの開幕戦イベントを心配「ハードルがかなり高くなってしまった」
日本ハムの新庄剛志監督が25日、ソフトバンクとの開幕戦で繰り広げた「ショー」の数々が、海の向こうからも注目を集めている。MLB公式サイトは「ふさわしい形でビッグボスの時代が始まる」という記事で“新時代”を伝えた。
ソフトバンクとの開幕戦で、新庄監督は胸の「BIG BOSS」というマーキングが光る特製ユニホームで試合前セレモニーに登場。通常なら1番打者が立つ始球式の打席に入り、現役時代さながらのバットを高く掲げる仕草を見せたかと思えば、フジテレビの井上清華アナウンサーが投じたボールをまさかの「キャッチ」。敵地のグラウンドをジャックした。
この模様をMLB公式サイトは「もしツヨシ・シンジョウの近況を知らないなら、このアップデートは必見だ」と伝えている。新庄監督は2001年から3年間、メッツとジャイアンツでプレーした元メジャーリーガー。ただこのショーマンシップは驚きだったようで、始球式のボールをキャッチし井上アナに駆け寄った場面を「右手を得意げに挙げ、投手の元に向かってボールを返し、まるでワールドシリーズで最後のアウトを奪ったかのようだった」と表現した。
ロックアウトが収束し、メジャーリーグの開幕も4月7日(日本時間8日)に迫る。記事では「どのような演出が行われるのだろうか。我々にできるのは推測することだけだ。しかしながら、(新庄の影響で)設定するハードルがかなり高くなってしまった」。新庄を超えるアイデアが飛び出すのだろうか。
(Full-Count編集部)