大阪桐蔭・西谷監督、歴代2位タイ通算58勝 PL・中村氏に並ぶも「足元にも及ばない」

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

広島商の辞退で大阪桐蔭は不戦勝、西谷監督は歴代2位タイの甲子園通算58勝

 第94回選抜高校野球大会の大会第8日は26日、天候不良のため27日に順延となった。部員が新型コロナウイルスの陽性判定を受けた広島商が2回戦を辞退し、不戦勝となった大阪桐蔭は甲子園の室内練習場で約2時間にわたって汗を流した。

 まさかの不戦勝でPL学園を率いた中村順司氏に並ぶ歴代2位の甲子園通算58勝となった西谷浩一監督は「私の勝利数という感覚はない。歴代のOBが積み重ねてくれた数字」と、教え子たちに感謝した。

 当時のPL学園は大阪、全国を代表するチームで「中村監督は大尊敬の監督。同じ大阪で、私が監督で対戦はないがコーチの時にどうやってPLを倒そうかと。PL学園も中村監督も目標だった。まだ、まだ足元にも及ばないが、いつか中村監督のような監督になりたいと思っている」と敬意を表した。

 広島商の辞退を受け、ベスト8で対戦する相手はまだ決まっていないが「次の試合をやらせてもらう権利がウチにはある。広島商さんの思いを持って戦いたい。次の試合を全力でやるだけです」と語った。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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