元横浜のブルージェイズ投手コーチが飲酒運転容疑で逮捕 キャンプ地で約60km速度超過
ピート・ウォーカーコーチは「とても申し訳ない」と謝罪
菊池雄星投手が所属するブルージェイズのピート・ウォーカー投手コーチが飲酒運転の容疑で逮捕された。キャンプ地の米フロリダ州で、制限速度を約60キロ超えるスピードで車を運転。息から強いにおいを発し、目がとろんとした状態だったという。その後、保釈された同コーチは「とても申し訳なく思っています」などと謝罪した。米メディアが伝えている。
ウォーカーコーチは現地時間25日未明にフロリダ州で逮捕された。「USAトゥディ」が入手した供述調書によると、制限速度45マイル(約72キロ)の道路を82マイル(約132キロ)で走行。息から「強い臭い」がし、「目がとろんとしている」などの「兆候を示していた」という。呼気によるアルコール濃度検査は拒否したそうだ。
25日に500ドル(約6万1000円)の保釈金を払って保釈。26日のヤンキースとのオープン戦後、「球団、ファン、家族に対してとても申し訳なく思っています。弁護士とともにこの問題の解決に向けて取り組んでいます。今コメントできるのはそれだけです」と報道陣に語った。ブルージェイズは「より詳しい情報を収集しています。法的な問題に配慮し、これ以上のコメントは差し控えます」と声明を発表した。
52歳のウォーカーコーチはメッツ、パドレス、ロッキーズ、ブルージェイズでプレー。メジャー通算144登板で20勝14敗4セーブ、防御率4.48をマークした。2004年には横浜(現DeNA)に在籍。10登板で2勝4敗、防御率6.80の成績を残している。
(Full-Count編集部)