OP戦1号の大谷翔平、打撃コーチも太鼓判 46本塁打の昨季より「いい姿を見られるだろう」
ホワイトソックス戦で今季1号の先頭打者本塁打
■エンゼルス 12ー3 ホワイトソックス(オープン戦・日本時間27日・グレンデール)
エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)、米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場し、初回先頭で立った打席でオープン戦1号を放った。変化球をバットに乗せた、上手さとパワーを見せつけた打球に、ジェレミー・リード打撃コーチは「本当にいい状態」と調子の上昇を感じ取っている。
大谷はこれが、打者としてオープン戦4試合目の出場。安打は19日(同20日)のダイヤモンドバックス戦以来3試合ぶり、そして本塁打は今春初だ。低めの変化球を拾った打球は高々と舞い上がり、中堅右のスタンドに舞い降りた。
リード打撃コーチはシーズン46本塁打した昨年との違いを問われると「いや、彼は全く同じことをしている。行っているドリルも同じ」と、変わらないことに意味があると言いたげだ。
また、大谷が「速い球に詰まり気味だ」と自身の打撃を振り返っていることについては「まだスプリングトレーニングの早い段階で、打数もあまり多いわけではない。そう言う状態の時に起きることがいろいろある」とし「彼は同じドリルを行っているので、今年は昨年よりいい姿を見られるだろう」と、昨季からの進化を証言していた。
(Full-Count編集部)