オリのドラ3捕手が“強肩発動”、西武新助っ人は二塁で好守…　2軍でアピールする選手たち

オリ中村勝は25日の広島戦で5回4安打1失点の好投

「パーソル パ・リーグTV」では、3月21日-27日にイースタン・リーグ10試合、ウエスタン・リーグ4試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間に配信された試合から、注目選手をピックアップする。

　日本ハム・樋口龍之介内野手は、ここまで3試合に出場し、5打数3安打1本塁打6打点。21日のDeNA戦でサヨナラ打、23日の同カードで1号2ランを放った。3年目の27歳は再び支配下登録を勝ち取るべくアピールを続けている。開幕から5連勝の楽天では、武藤敦貴外野手が4試合連続安打を放っている。「1番・左翼」で出場した27日の西武戦では3安打1盗塁とリードオフマンとしての役割を果たした。

　西武では新外国人のジャンセン・ウィティ内野手が攻守で躍動している。21日のロッテ戦で来日初安打をマーク。25日の楽天戦では二遊間を破るかという当たりに飛びつくと、すぐさま一塁へ送球し、アウトをもぎ取った。ロッテ福田秀平外野手は27日のヤクルト戦で先制2ランを放った。1回1死1塁から市川悠太投手の初球を捉えた打球はライトスタンドへ。これが決勝点となり、チームは3連勝を飾った。

　オリックスのドラフト3位ルーキー・福永奨捕手は23日の阪神戦で持ち前の強肩を発動。9回2死1塁で一塁走者・板山祐太郎外野手が盗塁を仕掛けるも完璧なスローイングを披露した。NPBに3年ぶりに復帰した中村勝投手は25日の広島戦で初登板。5回を4安打2四球1奪三振1失点と好投した。