星稜、逆転負けで4強ならず ラスト采配の林監督「このチームがよくここまで来た」

準々決勝の第3試合は星稜が2-4で国学院久我山に逆転負け
準々決勝の第3試合は星稜が2-4で国学院久我山に逆転負け

星稜・林和成監督は今大会限りの退任が決まっている

 第94回選抜高校野球大会の準々決勝が28日、阪神甲子園球場で行われ、第3試合で星稜(石川)が2-4で国学院久我山(東京)に逆転負け。同校初の選抜4強入りはならなかった。今大会を最後に退任する林和成監督は「いい経験をさせていただきました。これからは一ファンとして高校野球を遠くから見ていきたい」と11年間の監督生活を振り返った。

 4回に2点を先制した星稜だったが、5回に国学院久我山の勢いに飲み込まれた。1点を返されたところでマウンドに上がったエースのマーガード真偉輝キアン(3年)が2死一塁からゴロを一塁へ悪送球。同点に追いつかれると、続く相手4番・下川辺に勝ち越し2ランを許して逆転された。

「ホームラン打った打者が素晴らしかった。真っすぐを打たれた。打った打者を褒めてあげたい」と林監督。「申し訳ない気持ち。それだけでした……」と涙に暮れるエースに「これからの野球人生がお前にあるぞ」と声を掛けた。

 プレーヤーとしては星稜高で松井秀喜氏の1年後輩。甲子園に3度出場した。1998年に母校のコーチ、2004年から部長を務め、2011年に監督に就任。ヤクルト・奥川恭伸投手、巨人・山瀬慎之助捕手らを擁した2019年夏の全国選手権準優勝を果たすなど、監督在任中に今大会を含めて選抜に3度、夏の選手権大会に5度出場し、甲子園通算13勝をマークした。

 今大会のチームは「力のない子が多かったですが、頑張ればここまで出来るのだなと感じた。子どもたちの秘めた力は大きい」と称えた。今後は高校野球から一線を引くという。「一ファンとして、高校野球を遠いところから見ていきたい。このチームがよくここまできた。(選抜ベスト8の)壁は次の指導者に超えてほしい」と語り、甲子園を去った。

(Full-Count編集部)

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