新庄ハムの“ガラポン打線” 西武・森友哉が描く攻略法「対策は頭に入っている」
29日から日本ハム3連戦「相手どうこうより自分がやるべきことを」
西武の森友哉捕手がFull-Count編集部のインタビューに応じた。29日から新庄剛志監督が就任した日本ハム3連戦(札幌ドーム)。ビッグボスの奇策“ガラポン打線”の対策についても打ち明けた。
決して戸惑うことはない。西武の扇の要を担う森は、29日からの日本ハム3連戦へ淡々と言葉をつないだ。
「相手どうこうよりも自分たちがやるべきことをしっかりやるというのが大事だと思うので。いろんな場面でいろんな作戦はたぶんあると思うんですけど、それもしっかり頭に入れながら自分たちの野球をしっかりできればと思います」
厄介な作戦にも動じない。試合前にガラポン抽選機で打線を決める“ガラポン打線”。レギュラーシーズンに入れば、ある程度、相手打線の先発オーダーは想像できるものだが、ガラポン打線は全て運次第。捕手にとっては好調な打者との勝負を避け、次の打者と勝負するなどトータルでリードすることが難しくなる。ただ、森は首を横に振る。
「やりにくさは感じないです。あまり気にしないです。自分は打線というより対打者なので。(対日本ハム打線は)1対1で考えていきます。(中田、西川らが移籍したが)対戦したことのある選手はいっぱいいますし、そう言った部分では大丈夫というか。ある程度、対策も頭には入っています」
大阪府出身の森は1995年生まれ。現役時代のビッグボスは「阪神の時は映像やYouTubeでしか見てないですね。メジャーと日本ハムの時のイメージが強いです。ザ・スターですよね」という。27日のオリックス戦(ベルーナドーム)では8回に逆転2点二塁打。開幕カード勝ち越しへ導いた。札幌ドーム3連戦で白星を重ね、開幕ダッシュへつなげるつもりだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)