現役メジャーリーガーも「これは打てない」 人類最速右腕の衝撃ツーシームに注目
最速169キロを誇るヒックスは29日のアストロズ戦に登板した
■アストロズ 2ー1 カージナルス(オープン戦・日本時間29日・ジュピター)
人類最速169キロを誇るジョーダン・ヒックス投手。球界屈指の剛速球だけでなく、鋭く曲がる変化球でも注目を集めている。ピッチングニンジャの愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が「不公平な変化球」と映像を公開すると「どうやって打つんだ」「打者が気の毒」とファンが反応した。
28日(日本時間29日)のアストロズとのオープン戦。打席のブリンソンは思わず体をのけぞらせるも見逃しストライク、さらに鋭く落ちる球に空振りを喫している。ファンは「球界で最もワクワクさせてくれる投手」「これは何だ」と興奮を隠せない。
さらにフリードマン氏は、ブラントリーに投じた99マイル(約159.3キロ)のフロントドアのツーシームも公開。衝撃的な1球に、カブス右腕のストローマンも「ワオ、これは打てない。(対戦打者の)ブラントリーは僕が対戦した中でも屈指の好打者だぞ」と驚きの声を上げた。