イチロー氏の“愛弟子”は「評判の天才」 21歳有望株が新人王候補に急浮上
フリオ・ロドリゲスは全米3位の超有望株で新人王候補にも挙げられている
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターとして若手選手の指導に当たっているイチロー氏の“愛弟子”が、全米注目の有望株に急浮上している。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、MLB公式の最新版の有望株ランキングで全体3位につけたフリオ・ロドリゲス外野手を特集している。
現在21歳のドミニカンは、2017年に16歳にしてマリナーズと契約を結ぶとすぐに頭角を現した。マイナーを駆け上がると、東京五輪ではドミニカ共和国代表に選出され、打率.417、1本塁打、4打点と活躍。昨季はA+とAAの計74試合で打率.347、13本塁打、21盗塁とマイナーでは既に“やることなし”状態だ。今季のメジャー昇格は確実視され、新人王候補にも名前が挙がる。
そんな21歳の毎日のキャッチボール相手を務めているのが二回り以上も歳の離れた48歳のイチロー氏だという。2019年の春にロドリゲスが写真撮影をお願いしたのをきっかけに“師弟関係”を築いてきた。記事では「2人の絆は、未来の殿堂入り選手が、メジャーリーグでのデビューに近づいている評判の天才の成長を助けようとしている、ということ以上のものだ」と紹介している。
さらには、練習熱心なロドリゲスとイチロー氏の“価値観”が似ている点まで挙げられている。イチロー氏自身もこれを認めているという。“天才”が認めた“天才”がデビューする瞬間から目が離せない。
(Full-Count編集部)