楽天・田中将、259日ぶり勝利 最速154キロで7回1失点、オリは本拠地開幕戦8連敗
田中将は昨年7月13日のソフトバンク戦以来の白星
■楽天 2ー1 オリックス(29日・京セラドーム)
楽天の田中将大投手が29日、京セラドームで行われたオリックス戦に今季初先発。7回4安打、6奪三振1失点の好投で今季初勝利を挙げた。田中将の勝利は昨年7月13日のソフトバンク戦以来、259日ぶり。2-1で勝利した楽天は2連勝となった。オリックスは2015年から続く本拠地開幕戦での連敗が「8」となった。
田中将は初回から最速154キロの直球、スライダー、スプリットなどを駆使しエンジン全開。3回2死二塁からバレラに右翼線へタイムリー二塁打を浴び先取点を許したが、その後は危なげない投球で得点を許さなかった。
打線は5回にバッテリーを組むドラフト2位ルーキー・安田が右翼へプロ1号となる同点ソロ。7回には1死満塁から西川の一ゴロ失策で勝ち越しに成功した。田中将は昨年8月20日・日本ハム戦から10戦連続で白星がなかったが、今季初登板のマウンドで待望の1勝を手にした。
一方、オリックスは打線が田中将を攻略できず3連敗。25日・西武(ベルーナドーム)との開幕戦で勝利し開幕戦の連敗を10でストップしたが“本拠地開幕戦”はこれで8年連続黒星となった。