大阪桐蔭、猛打健在で4年ぶり決勝 近江と近畿勢対決、史上4校目の秋春連覇に王手

大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】
大阪桐蔭・西谷浩一監督【写真:中戸川知世】

6回に松尾の1号2ランが飛び出し、チームとして大会通算7本塁打

 第94回選抜高校野球大会は30日、阪神甲子園球場で準決勝が行われ第2試合は大阪桐蔭が13-4で国学院久我山を下し4年ぶり4度目の決勝進出を決めた。史上4校目、20年ぶりの秋春連覇に王手をかけた。

 大阪桐蔭は初回2死二塁から4番・丸山一喜(3年)の右前適時打で先制すると、なおも2死二、三塁の好機を作り6番・田井志門(3年)が右前へ2点タイムリーを放ちこの回一挙3点を奪った。さらに3回も丸山、田井の適時打などで5点、4回にも1点を追加し序盤で大量リードする展開に。

 6回には無死一塁から松尾汐恩(3年)が左翼席へダメ押しとなる1号2ランで11点目。投げては背番号「10」の右腕・川原嗣貴(3年)が7回2失点の好投を見せるなど盤石の試合運びを見せ、近江との決勝戦に駒を進めた。

 この日、松尾が一発を放ちチームの今大会通算本塁打は7本。選抜の最多記録は1984年・第56回大会のPL学園で8本(清原3本、桑田2本、黒木、旗手、鈴木)。近江との決勝戦では記録更新にも注目が集まる。

(Full-Count編集部)

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