鈴木誠也の初HRボールを掴んだファン 本人とご対面で笑顔「最高の選手になって」
サインボールと交換、記念写真にも収まった
■カブス 8ー5 マリナーズ(オープン戦・日本時間31日・メサ)
カブス・鈴木誠也外野手が30日(日本時間31日)、マリナーズとのオープン戦で“メジャー初本塁打”を放った。バックスクリーン左へ叩き込んだ一発。この記念すべきホームランボールをキャッチしたのは、25歳のライリー・クラウゼンさんだった。
カブスのユニホームを身にまとったクラウゼンさんは「注意深く見ていなかったから頭に当たるかと思って逃げたんだけど、跳ね返ってきたからキャッチしたんだ。ラッキーだったね。タイミングがよかったよ」とご満悦。シカゴ育ちで2年前からアリゾナに住んでいるそうで「(鈴木のことは)知っていたよ。カブスがここに来るのを見られるのはクールなことだ」と喜んだ。
新加入した鈴木に「ただ幸運を祈っているよ。彼がチームで最高の選手になってくれたら嬉しいね。彼に求めるのはそれだけだよ」と期待。本拠地での試合についても「シカゴに戻る機会があればぜひとも行きたいね」と話した。
試合後には鈴木に“記念球”を返却し、代わりにサインボールを受け取った。記念写真にも収まり「(初本塁打のボールだと)気付いてスズキに返したんだ。助けになれて嬉しいよ」と笑顔を見せた。