大阪桐蔭、4年ぶり4度目の選抜V 大会新通算11本塁打&18得点大勝で“秋春制覇”

6回に3ランを放った大阪桐蔭・海老根優大【写真:共同通信社】
6回に3ランを放った大阪桐蔭・海老根優大【写真:共同通信社】

昨秋の大阪府大会、近畿大会、明治神宮大会に続く栄冠

 第94回選抜高校野球大会は31日、阪神甲子園球場で決勝が行われ、大阪桐蔭が近江(滋賀)に18-1で圧勝。選抜4年ぶり4度目、春夏合わせて9度目の全国制覇を成し遂げた。西谷浩一監督は通算61勝目を手にした。

 自慢の打線は、3回に松尾汐恩(3年)が今大会2号2ラン、田井志門(3年)も1号ソロ。6回にも海老根優大(3年)が2号3ラン、8回には谷口勇人(3年)が2号満塁弾を放ち、今大会チーム11本塁打。1984年にPL学園(大阪)が樹立した最多本塁打記録「8本」を38年ぶりに更新した。

 大阪桐蔭はこれで、春夏を通じ決勝戦を通算9度戦い全勝。守っては、先発した2年生左腕・前田悠伍が7回1失点の好投を見せた。

 近江とは昨夏の甲子園2回戦でも対戦。序盤に4-0とリードしたものの、4-6で逆転負けを喫した。悔しさを胸に、新チーム結成以降、昨秋は大阪府大会、近畿大会、各地区の王者が集う明治神宮大会を全て制し、無敵のまま選抜でも頂点に立った。

(Full-Count編集部)

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