新庄剛志と“サプライズ”の記憶… 現役選手にも受け継いでほしい「やるからには勝つ」
投手交代の合間に笑顔を見せる日本ハム・稲葉篤紀、新庄剛志、森本稀哲(左から)【写真:共同通信社】札幌の街中にあふれる「新庄剛志」の存在感
16年ぶりに札幌ドームでユニホームをまとう新庄剛志は、あの頃の空気まで運んできた。開幕カードが行われた札幌ドームは内も外も、期待感にあふれていた。日本ハムの低迷が続くからか、あるいは新型コロナウイルスという疫病の閉塞感がそうさせていたのか。久しく感じたことのない「ワクワク感」だった。
29日、日本ハムが西武と戦う札幌開幕戦を取材するため、札幌ドームへ足を運んだ。いまだ収まったとはいえないコロナ禍のため、人に話を聞ける環境も制限されている。それでも札幌ドームの内外に、いつか見たような熱気があった。
札幌ドームへ到着し、北側入場ゲートの前を歩くと、まだ正午過ぎにも関わらず並んでいる人が何人もいた。座席は全席指定なのだから、並ぶ必要はない。それでもシートを張り、そこに陣取らずにはいられないのだ。並び合わせた人と、日本ハムの今について語り合いたくて仕方がないのだ。