神戸弘陵に宿る“女子野球の命運握る”自覚 東京ドームでの決勝に懸ける思い

東京ドームより大事な女子野球を広める使命

 3月31日に行われた準決勝でも、桜が咲き誇る中で“甲子園経験組”が活躍。同点の3回2死一、二塁では、島田が決勝打となる右越えの適時二塁打を放ち、投げては5回から登板した日高が3回を無失点で締めた。3-1で競り勝って東京ドームへの切符を手にしたが、「目標はあくまで優勝なので」と日高。そしてこう話した。

「東京ドームという大舞台で試合ができ、注目してくれるのは嬉しいです。ただ、女子野球を見てもらえるから、いいプレーをしなくてはいけないなって感じています」

 昨夏の甲子園以降、女子野球の熱が上がっているのは選手たちも感じている。だからこそ、自分たちのプレーが今後の女子野球の命運を分ける。決勝打の島田も「東京ドームでやることが目的ではなく、そこで勝つことが目的。有観客という機会をいただいたので、思う存分プレーしたいです」と話す。

 昨夏から多くの高校が“打倒・神戸弘陵”を掲げる中、順当に結果を残し、決勝まで上り詰めた。4月3日、巨人対阪神の試合終了後に行われる一戦。選手たちの思いは、勝って女子野球を広めること。最高の舞台で、最高のパフォーマンスを見せる。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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