腕にサインもらいタトゥー入れるも… 熱狂的ファンの“悲劇”に「同情するよ」
歓喜からわずか10日足らず、ビーティはトレードでパドレスへ
熱狂的なドジャースファンに悲劇が起きた。スプリングトレーニングでマット・ビーティとコーディ・ベリンジャーに腕にサインをもらい、それに沿ってタトゥーを入れ“一生もの”にしたが……。MLB公式がその後の顛末を伝えている。
キャンプ地のキャメルバック・ランチで前腕の内側にサインをもらったファン。ベリンジャーに「サインに沿ってタトゥーを入れる」と約束した。その夜、すぐに決行。3月14日にアップしたツイッター、インスタグラムにはその様子が投稿されている。
しかし、それからわずか10日足らずの3月23日、ドジャースはビーティを事実上の戦力外(DFA)に。その後パドレスがリバー・ライアンとのトレードでビーティを獲得。ファンの腕には、ライバルチームの選手のサインが永遠に残ることになってしまった。
ビーティは「(サインをした後タトゥーを入れたと)聞いたから、『あちゃー、彼は何考えてるんだ』と思ったよ。(サインが)ずっと残ることになるのにってね」と振り返った。サインをした際には名前とともに背番号も記した。そしてトレード後に新たな背番号になり、この悲劇に追い討ちかける事態となった。ビーティは「45を消して、変わりに27を入れたいのなら喜んで協力するよ」と冗談を言ったという。
米メディアがツイッターで紹介すると、この事態を知ったファンは「こんなことになるのがいやで、なかなかユニホームを買えないんだよな。彼に同情するよ」「だから、人の名前のタトゥーは入れちゃだめだって」「バカだな~」などと反応していた。