成長続ける大谷翔平の“陰の努力” エ軍広報部長が驚いた「毎日行っている準備」
アダム・チェツコ広報部長「昨年の活躍はインクレディブル」
大谷翔平投手が所属するエンゼルスのアダム・チェツコ広報部長が「Full-Count」のインタビューに応じた。二刀流で席巻する大谷をどう見ているか、クラブハウスでの姿、さらに今季期待することなどを明かした。
――新人王、トミー・ジョン手術、MVP……。大谷のこれまでのMLBキャリアについてどう見ているか。
「彼はフィジカル的に問題ない状態だと思います。膝も手術し、トミー・ジョン手術も受け、体の面は万全だと思っています。それにこちらでの野球というものに慣れたと思います。彼には素早く順応する素晴らしい能力が備わっています。おそらく、私が見た中で屈指の利口な選手。彼なら新たなレベルに辿り着けるという多くの選手たちの意見を、みんな聞いたことはあるでしょう。私も同感ですし、彼なら更に成長し続けると思います。そうなれば球界にとってはエキサイティングなこと。なぜならば、昨年見せてくれた活躍はインクレディブルだったからです」
――1人の人間としての大谷をどう思うか。
「私が最も驚かされたことは、準備の面です。彼は野球を愛しています。そして野球に対して非常に献身的です。私がそう思うのは、試合後にクラブハウスで彼がノートを取っているからです。クラブハウスでノートを取っていない時は、ウエートルームにいます。常に準備をしているということです。彼と同じレベルで打ったり投げたりするためには、それほどの準備が必要だということです。毎日行っている準備に、私は驚かされますね」