大谷翔平からの奪三振は「僕のキャリアのハイライト」 誕生日に先発のド軍23歳が大感激
2020年1巡目指名のボビー・ミラー投手が大谷との対戦を振り返る
■ドジャース 5ー0 エンゼルス(オープン戦・日本時間6日・ロサンゼルス)
5日(日本時間6日)に行われたエンゼルスとのオープン戦で、大谷翔平投手を三振に仕留めたドジャースのボビー・ミラー投手が「打席に立っていたのはMVPの男だからね。もの凄く尊敬している。素晴らしい気分だったよ」と対戦を振り返っている。
ミラーは2020年のドラフト1巡目(全体29位)でドジャース入りした有望株。昨季はマイナーA+から2Aに昇格したところだが、今季中のメジャー昇格まで期待されている。「1番・DH」で先発した大谷とは2度対戦。1回の打席ではフルカウントから内角低めに100マイル(約161キロ)の速球を決めて見送り三振を奪い、3回の打席ではストレートの四球を与えた。ドジャース公式ブログ「ドジャー・インサイダー」によると、さらに「(大谷から三振を奪った後)一瞬記憶が飛びそうになったよ。恐らく僕のキャリアのハイライトだろうね」と続けた。
時速100マイルのボールを投げたことについて問われると「いい感触だった。もしかしたら少し気合が入り過ぎていたかもしれないけどね」。奇しくもこの日が23歳の誕生日で、3回を被安打1本、無失点に抑えた上々の“デビュー戦”となり満足そう。近い将来、大谷とまた対戦することもあるかもしれない。