鈴木誠也、開幕戦で“左手一本”左前打! CY勝右腕撃ちで場内喝采、同点生還も
「6番・右翼」でスタメン出場、初スイングがデビュー打に
■カブス ー ブルワーズ(日本時間8日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が7日(日本時間8日)、本拠地でのブルワーズとの開幕戦に「6番・右翼」でスタメン出場。5回の第2打席で痛烈な左前打を放った。鮮やかな“デビュー打”に、本拠地のファンは大きな拍手を送った。
昨季11勝を挙げサイ・ヤング賞を獲得したブルワーズの先発右腕・バーンズと対峙し、スタンディングオベーションで迎えられた2回1死二塁の第1打席は四球。迎えた5回先頭の第2打席で、1ストライクからスライダーを捉え、ファーストスイングをメジャー初安打にした。さらにヘイワードの中前打で三塁まで進むと、犠飛で同点の生還。初得点も記録した。その後ホーナーが勝ち越し2ラン。鈴木の安打が呼び水となった。
オープン戦では7試合に出場し、2本塁打5打点をマーク。17打数4安打で打率.235だったが「失敗することによって、ちょっとしたきっかけが生まれることが僕の中にはたくさんある」と試行錯誤を続けてきた。迎えた開幕を幸先よく安打で滑り出した。