大谷翔平、初の開幕投手も勝ち星ならず 5回途中9K1失点好投も降板…最速161km
アストロズとの開幕戦で「1番・投手兼DH」で出場
■エンゼルス ー アストロズ(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたアストロズとの開幕戦に「1番・投手兼DH」で出場。メジャー5年目で初の開幕投手。5回途中まで9奪三振4安打1失点と好投したが、勝ち星をつかめなかった。最速99.8マイル(約160.6キロ)。
気温33.8度。季節外れの暑さが残る本拠地で躍動した。初回、2回は無失点と上々の立ち上がり。3回2死からブラントリーの右中間二塁打とブレグマンの左前適時打で先取点を許した。4回は先頭・グリエルから3者連続三振。5回は先頭・マコーミックの左越え二塁打でピンチを招いたが、マルドナドを遊ゴロ、アルトゥーべを3打席連続三振に仕留めた。ここで降板。4回2/3で9奪三振1四球、4安打1失点だった。
打撃では初回先頭で左腕バルデスに遊ゴロ。3回2死は外角カーブに手が出ずに見逃し三振に倒れた。今季から先発投手が降板後もDHに残って出場できる新ルールとなった。大谷は「楽しみですし、まずは万全な状態で出ていけるように集中していきたいなと思います」と意気込みを語っていた。自らのバットで黒星を消すことができるか。