2日連続で“ノーノー”止めちゃったヒヤヒヤ左腕 前日はダルビッシュから継投も
8日は7回、9日は8回に無安打無失点でバトン受けるも、いずれも先頭に安打
■パドレス 3ー0 ダイヤモンドバックス(日本時間9日・アリゾナ)
パドレスのティム・ヒル投手が、2日連続で“ノーヒットノーラン”を止めてしまった。8日(日本時間9日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で、先発のショーン・マネイア投手が7回まで無安打無失点に抑えたが、8回に救援すると先頭に中前打を許した。前日7日(同8日)の試合でも6回まで無安打無失点のダルビッシュ有投手から継投したが、7回先頭に安打を許していた。
前日は7回に無安打無得点が途切れると、9回には痛恨の逆転サヨナラ負け。仕切り直しの一戦でヒルは8回先頭のペラルタに中前打を浴びたものの、なんとかアウト2つを奪って3番手のディネルソン・ラメット投手につないで8回を乗り切った。9回は開幕前日にトレード加入した新守護神・ロジャースが締めて今季初勝利となった。
2日連続の珍しい事態に、米メディアも反応。「スポーティング・ニュース」のライアン・ファガン記者は「次にノーヒッターが懸かる試合には出さないほうがいい」と厳しい声。「ジ・アスレチック」のザック・ブキャナン記者は「ノーヒッターのときに出すべきではない男」とツイッターに投稿している。