鈴木誠也、3打点貢献も「満足できない」 “乱闘寸前”には「何していいか分からず」
第1打席で犠飛、第2打席で適時打、第3打席は押し出し四球で本拠喝采
■カブス 9ー0 ブルワーズ(日本時間10日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が9日(日本時間10日)、開幕2戦目となる本拠地でのブルワーズ戦に「6番・右翼」で先発出場。メジャー初打点、初タイムリーを含む3打数1安打3打点をマークした。2連勝に貢献したが、試合後には「満足できないですね。他の打席も見逃し三振2つですし、全然ダメですね」と語った。
初回1死一、三塁の第1打席ではきっちり右犠飛。「最低限のことはできたのかなと。点が入ってよかったです」と振り返る。メジャー初打点を記録し、満面の笑みを見せた。3回1死一、三塁で迎えた第2打席ではバットを折りながらもしぶとく中前へ。初の適時打に、一塁ベース上で喜びを爆発させた。4回2死満塁の第3打席は冷静に押し出し四球。3打席連続打点を記録した。
6回1死一、二塁の第4打席と8回先頭の第5打席はいずれも外角の球に見逃し三振を喫したが、チャンスで役割を果たし、着実に打点を稼いだ。さらに8回の守備では、死球を発端に乱闘寸前の事態になり、右翼から駆けつけた。「テレビでよく見ているやつだなと。何していいか分かんなかったんで、とりあえず行きました」と苦笑した。
反省はあるものの、適時打が出たのもあり「なんとか自分のスイングしたいと思ってたんでよかったと思います」とも。「チームが勝っているともちろん楽しいですし、みんなで頑張って試合自体はすごく楽しいですね」と噛み締めた。
(Full-Count編集部)