大谷翔平が3三振完敗 敵軍バーランダーにマドン監督も脱帽「見事だった」
バーランダーに対して3打席連続三振、うち2打席では不満の表情も
■エンゼルス 2ー0 アストロズ(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。3年ぶりの対決となった通算226勝右腕ジャスティン・バーランダーに3打席連続三振を喫した。チームは今季初勝利を挙げたものの、4打数無安打で打率.077。ジョー・マドン監督は試合後、バーランダーについて「とても良かった。非常にいい投球をしていた」と脱帽した。
初回先頭の第1打席は全球ストレート勝負され、最後は2ボール2ストライクから96.1マイル(約155キロ)に空振り三振に。第2、3打席は球審の判定に苦しんだ。3回2死では内角スライダーに、5回1死二、三塁では内角154キロ直球にそれぞれ見逃し三振。いずれも際どい判定で、不満げな表情を浮かべた。5回は本拠地が大ブーイングに包まれた。
昨季MVPの二刀流と、トミー・ジョン手術から復活した39歳右腕の対決に、マドン監督も「いいものだった。いつでも興味深い対戦だよ」と強調。故障明けとは思えない投げっぷりに「速球も良かったが、カーブとスライダーを非常に上手く使って投げていた。どの打者に対してもカーブでストライクを取っていた。見事だったよ」と言葉を並べた。
(Full-Count編集部)