佐々木朗希の完全試合は記録ずくめ 20歳5か月は最年少、13者連続Kは64年ぶり快挙
1試合19Kは27年ぶりタイ記録、毎回三振はあと9イニングでタイ記録
■ロッテ 6ー0 オリックス(10日・ZOZOマリン)
ロッテ佐々木朗希投手は10日、ZOZOマリンスタジアムで行われたオリックス戦でNPB史上16人目となる完全試合を達成した。1試合19奪三振、13者連続三振、史上最年少の20歳5か月での達成など記録ずくめの快投だった。この試合で右腕が刻んだ記録を振り返る。
○28年ぶり完全試合
完全試合は1994年5月18日に巨人・槙原寛己が広島戦で達成して以来28年ぶり。パでは1978年8月31日のロッテ戦で記録した阪急・今井雄太郎以来、ロッテでは八木沢荘六が1973年10月10日の太平洋戦で達成して以来となる。ロッテでは史上2人目の完全試合達成者となった。
○最年少完全試合
佐々木朗は2001年11月3日生まれ。20歳5か月での完全試合は、1960年8月11日の阪神戦で20歳11か月で達成した大洋・島田源太郎を抜いて史上最年少。
○タイ記録の1試合19奪三振
オリックス・野田浩司が1995年4月21日のロッテ戦でマークした日本記録に並んだ。球団記録は村田兆治が1979年6月8日の近鉄戦で記録した16奪三振だった。
○新記録の13者連続奪三振
1回2死の吉田正から5回最後の打者まで奪三振ショーを演じた。1957年の阪急・梶本隆夫、1958年の東映・土橋正幸が記録した9者連続のプロ野球記録を更新した。
○連続イニング奪三振
昨年から続く連続イニング奪三振を、パ・リーグ歴代2位の34イニングとした。プロ野球記録はソフトバンクのサファテが2015年に記録した43イニング。
(Full-Count編集部)