大谷翔平は「いい投球をされた」 自己最速二塁打も不発…指揮官は敵軍を称賛
開幕4連戦は17打数2安打でノーアーチ、マドン監督「とにかくいい投球だった」
■アストロズ 4ー1 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・アストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で自己最速192キロの右翼線エンタイトル二塁打を放った。それでも開幕4連戦は17打数2安打の打率.118に封じられ、ジョー・マドン監督は「とにかくいい投球だった」と敵軍バッテリーを称えた。
強烈な弾丸ライナーは3回1死一塁だった。右腕ウルキディの内角フォーシームを引っ張って右翼線へ。ワンバウンドでスタンドインするエンタイトル二塁打となった。打球速度は自己最速119.1マイル(約191.7キロ)。これまで最速だった2021年4月12日の敵地・ロイヤルズ戦で記録した119.0マイル(約191.5キロ)を0.1マイル(約0.2キロ)上回った。
マドン監督の会見では大谷の自己最速打球に関する質問があったが、指揮官は興味を示さず。それ以上に開幕シリーズ17打数2安打に抑え込んだアストロズを評価した。8回先頭では左翼ポール側への大飛球を左翼・マコーミックがランニングキャッチ。「いい守備をする。マコーミックはいいプレーだったし、いい外野手だ。相手はショウヘイに対していい投球をした。私が感じたのはその部分だ」と敵軍の守備陣を評価していた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)