鈴木誠也、完璧1号は「感触良かった」 2試合6打点も「自分の成績どうでもいい」
初回の第1打席で126m飛ばした3ラン、チーム敗戦で「あまり嬉しさはない」
■ブルワーズ 5ー4 カブス(日本時間11日・シカゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、開幕3戦目となる本拠地でのブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、初回に待望のメジャー1号先制3ランを放った。前日の3打点に続き、2試合で驚異の6打点。試合後に報道陣に対応し「感触は良かったです。得点になって良かったなという感じですね」と淡々と振り返った。
思わず息をのむ完璧なスイングだった。初回2死一、二塁の第1打席でスライダーを完璧にとらえると、打球は鮮やかな放物線を描いて左中間スタンドに着弾。メジャー10打席目での初アーチは、打球速度110.9マイル(約178キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の豪快弾だった。
ベンチでチームメートから祝福を受けて「うれしかったです」と一言。ただ、試合は逆転で今季初黒星を喫しただけに「負けたんでね。あまり嬉しさはないですね。自分の成績は本当どうでもいい」とキッパリ。本拠地ファンからの大歓声にも「あまり聞こえなくて、とりあえず本当にチャンスで打てたんでそれが良かったなという気持ちでした。ホームランに関してはあまり感情はないですね」と話した。
(Full-Count編集部)