大谷翔平は「いつだって恐怖」 開幕4戦不発も…敵将は最大の警戒「いずれ打つ」
アストロズ・ベイカー監督「上手くやろうと思って迎える相手ではない」
■アストロズ 4ー1 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地でのアストロズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3回の第2打席で自己最速192キロの右翼線エンタイトル二塁打を放った。開幕4連戦でまだ本塁打は出ていないが、敵軍のダスティ・ベイカー監督は警戒感を緩めず。「1つ確実なのは、彼がいずれ打つということだ」と言い切った。
大谷は3回1死一塁で、右腕ウルキディの内角フォーシームを引っ張って右翼線へ。ワンバウンドでスタンドインするエンタイトル二塁打となった。打球速度は自己最速119.1マイル(約191.7キロ)。これまで最速だった2021年4月12日の敵地・ロイヤルズ戦で記録した119.0マイル(約191.5キロ)を0.1マイル(約0.2キロ)上回った。
開幕カードを終え、17打数2安打の打率.118。“大谷封じ”が成功した形だが、ベイカー監督は「上手くやろうと思って迎える相手ではない。まだシーズン序盤だ。彼が打席に入るときはいつだって相手に恐怖を与える。特にランナーがいるときはね」と強調。大谷の後にもトラウトやレンドンら強打者が控えていることに「彼らが打つときはランナーがいない、勝負に関係ないときであることを願うよ。私はオオタニが大好きだよ」と語った。
同地区のライバルとは18日(同19日)からも3連戦が控えている。次は大谷が雪辱のアーチを放つか、両チームは熾烈な戦いを繰り広げていく。
(Full-Count編集部)