大谷翔平が「ボールを消し去った」 超弾丸192キロ“左打者最速打”にMLB公式注目
119マイル以上の打球速度を記録しているのはヤ軍スタントン、ジャッジと大谷
■アストロズ 4ー1 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、衝撃の“弾丸”を放った。10日(日本時間11日)に行われた本拠地でのアストロズ戦。3回の第2打席で放った右翼線へのエンタイトル二塁打は、自己最速を更新する打球速度119.1マイル(約191.7キロ)を計測した。大谷と言えば注目されるのは本塁打だが、驚愕のスピードにMLB公式サイトも思わず「オオタニがキャリア最速の打球でボールを消し去った」と取り上げた。
大谷は「1番・指名打者」で出場。迎えた3回1死一塁で内角フォーシームを強振すると、打球はあっという間に外野へ。ワンバウンドしてスタンドに着弾した。映像で見ていたファンにとっては、画面から一瞬で打球が消えたように見えたに違いない。打球速度は、2021年4月12日(同13日)の敵地・ロイヤルズ戦で記録した119.0マイル(約191.5キロ)を0.1マイル(約0.2キロ)上回った。
MLB公式は「これはオオタニにとってのキャリア最速打だっただけでなく、スタットキャストが導入された2015年以降では左打者の最速打となっている」と紹介。ヤンキースの主砲スタントン、ジャッジも過去に119マイル以上を計測しているが、いずれも右打者。自らの左打者最速打を更新した大谷にとっては、今季1号へのいい兆しになってほしいところだ。
(Full-Count編集部)